大鹿内科医院

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●健康を考える
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・インフルエンザ
新型インフルエンザの流行が世界各国へと拡がっていますが、
ここでは季節性インフルエンザ(A香港・Aソ連型など)について、インフルエンザの症状やその対策を紹介します。
過去に流行したインフルエンザと同型のものですから予防接種も有効です。
■インフルエンザ予防接種行っています。
大鹿内科医院では、10月中旬からインフルエンザ予防接種を行っています。
今冬は、平年よりも寒さが厳しいとの長期予報がでています。
インフルエンザが流行する恐れがありますので、お早目の予防接種をお奨めします。


■接種料金・・・13歳以上・3,000円(1回接種)
     ・・・小学生以下(13歳未満)・1回2,000円
(2回接種・2×2,000円)
                                     (1回目接種から1週間後〜4週間内に2回目接種)


●名古屋市民で以下の方は、接種料金の助成があります。
 ■接種日において満65歳以上の方
 ■接種日において満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能障害
   又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害(いずれも身体障害者手帳1級相当の障害)を有する方で、
   身体障害者手帳の写し又は医師の診断書を接種時に提出した方

 ■接種料金・・・1,000円(1回接種)
 ■接種期間・・・平成26年10月15日〜平成27年1月31日まで
●大鹿内科では、季節性インフルエンザに感染の10歳代患者さんへの治療薬「タミフル」処方は行っていません。
「タミフル」の代替治療薬として「リレンザ」を処方していますのでご安心ください。

  
インフルエンザは風邪の症状に良く似ていて、突然38度から40度の高い熱がでます。
ほかに、筋肉痛、頭痛、倦怠感、せき、喉の痛みなどの症状が伴ないます。
これらの症状が現れたら、すぐに病院に行き診断を受けましょう。
(一般に発症から48時間以内での治療が、早期に完治するといわれています)
病院での診察は、医師からいくつか問診(聞き取りによる診断)を受けますので、体の不調な部分を正確に話しましょう。
そのあと、風邪なのかインフルエンザなのかを診断します。
インフルエンザには、大きく分けてA型、B型、C型の3つに大きく分けて分類され、毎年流行を繰り返すごとに変異株がでています。
特にA型は世界的な大流行を引き起こしてます。A型の変異株に近年流行の新型インフルエンザ(A-n1h1)があります。

●インフルエンザにかかったら
早めに医師の診察を受け処方に従って、十分な栄養と水分、休養、睡眠を取るようにしましょう。
また、インフルエンザは感染性のウイルスですので、他の人に感染しないように注意が必要です。
特に、登校、出勤、外出は完治するまで控えることが大切です。
合併症を発症することがあります。特にお年寄り、小児は注意が必要です。
  
できるだけ人ごみを避け、部屋の中が乾燥し過ぎないよう適度な湿度が大切です。
外出後の「うがい」と「手洗い」、充分な「栄養」、「休養」、「睡眠」を心がけましょう。また、インフルエンザ予防接種も合わせてお奨めします。
  
インフルエンザに感染・発症し、的確な治療を疎かにすると、次のような病気(合併症)を引き起こすことがあります。
早期に専門医の診察が重要となります。

インフルエンザの合併症には、インフルエンザウイルスのものと細菌による混合感染があります。
頻度が高く死亡原因の90%を占める肺炎、まれに発症すると重篤となる急性脳症・ライ症候群、その他、心合併症、急性筋炎、
急性胃腸炎、関節炎、中耳炎、副鼻腔炎など数多くあります。

・肺炎について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 気管支炎、肺炎の合併症は頻度も高く、死亡原因の90%にも及びます。
 インフルエンザウイルスによる肺炎と、さらに頻度の高い細菌感染による細菌性 肺炎があります。
 インフルエンザ肺炎は4〜5日を経過しても高熱、咳が続き、呼吸困難などの症状が あります。
 細菌の二次感染を伴う肺炎は、インフルエンザが快方に向かっても、再び 発熱、悪寒、咳、呼吸困難などあり、症状が悪化する場合は
注意が必要です。

 ●特にお年よりの方はお気をつけください。 ●肺炎ワクチン接種が予防に有効です。

・急性脳症・ライ症候群・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 脳炎・脳症はインフルエンザ発症後3日以上をおいて、頭痛を伴う意識障害やけいれんで発症します。
 小児で注意が必要となるにはライ症候群です。気道に炎症を起こし悪心・嘔吐を伴い急速に昏睡状態となります。早期発見が治療が
 重要となります。嘔吐や呼びかけなどに反応しないときなどには、ライ症候群の可能性があります。常に子供の状態に注意をはらって
 おくことが必要です。

インフルエンザは伝染力も強く、あなどることのできない病気です。
インフルエンザに感染・発症してしまったら、まず専門医の診察を受け、処方に従って無理をせず、栄養や休養を十分に取り症状の
変化にも注意することが大切です。
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■インフルエンザ治療薬「タミフル」について
大鹿内科医院では、10歳代の季節性インフルエンザ患者さんへの「タミフル」処方は行っていません。
  ●「タミフル」の代替治療薬として「リレンザ」を処方していますのでご安心ください。
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国や自治体の備蓄が問題視されているタミフルは、スイスの製薬会社で製造されているインフルエンザ治療薬ですが、
ドラッグストアーなど一般には市販されておらず、病院で医師の診断を受け、処方箋をもらわなければ手にすることは
できない薬です。医師の診断のもとタミフルを服用する場合は、必ず、医師の処方に従ってください。
タミフルは、インフルエンザのウイルスを抑え、インフルエンザによる症状の悪化を防ぎ、インフルエンザによる症状
(熱を下げるなど)の期間を短くする効果があります。しかしタミフルはすべてのインフルエンザウイルスに効果がある
わけではありません。
インフルエンザA型のウイルスとインフルエンザB型のウイルスには一定の効果がありますが、インフルエンザC型の
ウイルスや風邪には効果がありません。
ですから、タフミルによるインフルエンザの治療には、的確な診断が必要になります。
また、タミフルにはインフルエンザが発症してから48時間以内の服用に最大限の効果があり、それ以降の服用では
それほどの効果が期待できません。 そのため、インフルエンザには、すべてタミフルを処方するとは限りません
大鹿内科では10歳代の季節性インフルエンザ患者さんには「タミフル」の処方を行っていません。
医師の判断で症状に合った処方を行いますので、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。
体に偏重をきたした場合には、早期に専門医の診断を受けましょう。