大鹿内科医院

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ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎はウイルスによって引き起こされる胃腸疾患です。
感染症胃腸炎には、ロタウイルスやノロウイルスによって引き起こされるウイルス性胃腸炎、病原性大腸菌やサルモネラなどの
細菌によって引き起こされる細菌性胃腸炎があります。
細菌性胃腸炎の発症は夏場に集中しますが、ウイルスによる胃腸炎は毎年秋から冬にかけて、発症、流行します。
子供から老人まですべての年齢層で発症しますが、その75%が10歳以下の小児とされています。
ノロウイルスによる感染は、主に学童・成人に多く、また、ロタウイルスによる感染は6ヶ月〜2歳児が大部分を占めています。
                            
     ●
糞便、嘔吐物などに含まれるウイルスが食べ物や飲み水などを介し、経口感染で体内に侵入します。
また、一部はペットを介した感染もありますので、ペットの扱いにも注意(同じハシでの食べ物の共有、口から口での食べ物の
受け渡しなど)も必要です。

  
症状は原因となるウイルスによって少しづつ異なりますが、悪心、嘔吐、下痢、腹痛があり、発熱を伴うこともあります。
ロタウイルスによる感染(主に6ヶ月〜2歳児)では、白色の下痢便を伴うことがあります。
病気の発見が遅れたり、治療が遅れた場合は、下痢、嘔吐、発熱などの症状が組み合わさり脱水症が重症化して、生命にかかわることも
ありますので十分な注意が必要です。
  
普段からの手洗いを頻繁に行ってください。
十分な睡眠と栄養を取り、規則正しい生活で体調を良好に保ってください。
同じハシでの食べ物の共有、口から口への食べ物の受け渡しは止めましょう。
●感染したら・・・・
  脱水症状となりますので、水分補給が大切です。
  下痢が長く続いた場合は、動物性タンパク質や脂肪を避け、胃腸に負担の少ないデンプン質の食物を摂りましょう。

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  体内にウイルスが侵入し、症状が出るまでには一般的に1〜3日程度ですが、長いときには10日前後のときもあります。
  この間と発症後1週間は他人に感染させる可能性がありますので注意が必要です。
  ・下痢、嘔吐のあるときは、専門医の診察を受け、処方に従ってください。