大鹿内科医院

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●大鹿内科医院の診療科目
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専門診療分野
・呼吸器科
大鹿内科は、呼吸器疾患が多発した名古屋南部の総合病院などの臨床経験や実績、
また、日本呼吸器学会指導医の経験に基づいて呼吸器科の診療を行っています。
呼吸器系は鼻と口から始まり、気道を通り肺へと続く気管で、
体内に酸素と取り込み二酸化炭素と交換、不要になった物質を吐き出すための役割を担った臓器です。
下記の図で示す咽頭から喉頭、気管支、肺に至る気管の内科的な治療を行うのが呼吸器科です。
■呼吸器系の主な疾患
●気管支炎・・・気管支に起こる炎症。細菌やウイルスへの感染によって起こるほか、ガスや粒子の刺激によっても起こります。
●肺炎・・・・肺にある小さな空気の袋(肺胞)とその周辺組織に起こる感染症です。

●膿瘍(はいのうよう)・・・肺の内部が膿で満たされた一部の領域をいいます。この袋状の領域は炎症を起こした組織に囲まれ
                ており、感染症によって生じます。
●喘息(ぜんそく)・・・気道が特定の刺激に反応して、可逆的に狭くなる病気です。
●慢性閉塞性肺疾患・・・COPDとも呼ばれ、肺気腫か慢性気管支炎、もしくはこの両方によって起こる持続的な気道の閉塞状態
                のことです。
●肺塞栓症・・・血液のかたまり(血栓)などによって、肺動脈が突然ふさがる病気です。
●気管支拡張症・・・気管支の壁が損傷を受け、気道の一部が拡張したまま元に戻らない状態のことです。
●無気肺・・・肺の一部または全体の空気がなくなり、肺がつぶれた状態になる病気です。
●職業性肺疾患・・・作業中に有害な粒子、霧、蒸気、ガスなどを吸いこむことで発症します。吸入した粒子によって肺疾患を
             発症すると塵肺(じんぱい)症といいます
●浸潤性肺疾患・・・発症早期には、炎症細胞(白血球やマクロファージ)やタンパク質を多く含んだ液体が、肺胞および肺胞の壁、
             肺胞の間の間質に蓄積し、肺胞炎を起こします。炎症が続くと、たまった液体が固まって線維症という、
             肺組織に置き換わる瘢痕化を起こします。
●アレルギー性肺疾患・・・粉塵(ふんじん)、花粉、真菌、化学物質などの抗原によって、アレルギー反応を起こしやすい器官
                 です。刺激性の粉塵や空気中の物質を吸いこむと、アレルギー反応を起こす可能性が高くなります。
                 肺のアレルギー反応は特定の食べものや薬の服用によっても起こります。
●胸膜疾患・・・空気、血液、血漿、リンパ液などが胸膜の間に入って蓄積すると胸水と呼ばれ、片方または両方の肺が呼吸の
          際に正常に拡張しなくなると、肺組織はつぶれます。胸膜腔内に空気が入る気胸でも同じことが起こります。
●嚢胞性線維症・・・特定の分泌腺に異常な分泌物が産生し、それによって組織や器官、特に肺や消化管が損傷を受ける
             遺伝性疾患。
●肺高血圧症・・・肺動脈内の血圧が異常に高くなる病気です。
●呼吸不全・・・血液中の酸素濃度が危険なほど低下したり、または二酸化炭素濃度が危険なほど上昇している状態をいいます。
●急性呼吸促迫症候群・・・肺の中に液体がたまって血液中の酸素濃度を異常に低下させる、さまざまな病気によって起こる肺の
                 機能不全のひとつです。
●肺がん・・・男女ともに最も死亡率の高い癌です。40〜70歳に最も多くみられます。女性の喫煙者の増加により、
         以前より肺癌にかかる女性が増えています。
  
せき、息切れ(呼吸困難)、呼吸時のゼイゼイ、ヒューヒューという音(喘鳴・喘音)などが肺の病気でよくみられる症状です。
他に、咳とともに血を吐いたり(喀血)、血液中の酸素がたりないため皮膚の色が青っぽく変化(チアノーゼ)、胸の痛みなどの
症状が現れます。
胸痛は心疾患や消化器疾患によって起こることがありますので、専門医の診察をお受けください。
他にも
・風邪症候群・・・鼻づまり、鼻・喉の粘膜乾燥、くしゃみ、鼻水、喉の痛み、せき、発熱など
・急性気管支炎・・・風邪症状(初期)、高熱、せきと痰など
・気管支拡張症・・・慢性のせきと痰(時として血痰)、発熱、胸痛など
・急性上気道炎・・・喉の痛み・違和感、頭痛、発熱、だるさ、せき、痰、鼻水、鼻の閉塞など
●あくまでも症状から推察した病名です。必ず専門医の診断をお受けください
■喘息(ぜんそく)
喘息については、「健康を考える・喘息」ページをご覧ください。
また、喘息治療薬/抗体製剤・皮下注射「ゾレア」についてはこちらをご覧ください。
■COPD
COPDとは、Chronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)の略で、肺への空気の出し入れが慢性的に悪くなり、
ゆっくりと悪化していく病気です。
これまで「慢性気管支炎」「肺気腫」と言われてきたものもこれに含まれます。
  
体動時の息切れ(同年代と比べ激しい)、慢性的なセキやタンが毎日のように続きます。

詳しくは「健康を考える・COPD」ページをご覧ください。
■睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に無呼吸になる病気です。睡眠時無呼吸は大きくわけると
閉塞型(気道が閉じるタイプ)と中枢型(呼吸の指令がなくなるタイプ)にわけられます。
無呼吸とは10秒間の呼吸の停止(気道が閉じている)と定義され、それが1時間に5回以上
みられる場合に睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
無呼吸自体で死んでしまうことはありません。無呼吸が続くと、苦しくなって胸とお腹を動かして
どうにかして気道をひろげ、呼吸を再開するからです。
実は、睡眠時無呼吸症候群は放っておくと、じわじわと体を蝕み、この疾患特有の眠気は事故を
引き起こすため他人にも迷惑をかけることがあるのです。

  
いびき 日中の眠気 起床時の頭痛 睡眠中の呼吸の停止 熟睡感の欠如夜間のトイレ回数が多い
詳しくは「健康を考える・睡眠時無呼吸症候群」ページをご覧ください。


●大鹿内科医院では「睡眠時無呼吸症候群」の診断に、
  簡易型の機器でご自宅での検査を行っています。
●他の病気の可能性もあります。 必ず、専門医の診断をお受けください。

●肺炎ワクチンについて
日本の死因第4位が肺炎です。そのうち、高齢者が95%でその原因は肺炎双球菌、
この肺炎双球菌に対するワクチンが肺炎ワクチンです。
このワクチンが開発されてから20年、アメリカは65歳以上の約50%が接種していますが、
日本では「2歳以上のすい臓摘出者」に限り保険適応となっており、先進国の中では最も接種率が
低いのが実情です。
高齢の慢性肺疾患者がインフルエンザと肺炎ワクチンの両方を接種すれば入院を63%、
死亡を81%も減らせるとの報告もあり、肺炎双球菌の80%に有効で、安全性も高く、5〜8年間もの
実効性があります。
・75歳以上の高齢者 ・肺疾患者(肺気腫・喘息・在宅酸素・COPD・肺結核など
・心疾患者(心不全など) ・慢性病(ガン・肝硬変・腎不全・糖尿病など)・寝たきりの人
・アスピリン服用者などに適応。


  保険の対象外ですので接種は自己負担となります。 詳しくは大鹿内科医院にご相談ください。
●体に偏重をきたした場合には、専門医の診断を受けましょう。