大鹿内科医院
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●大鹿内科医院の診療科目
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・呼吸器科/喘息治療薬・抗体製剤
皮下注射薬「ゾレア」 |
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大鹿内科では、吸入ステロイド薬や複数の喘息治療薬を併用しても症状が安定せず、
通年性吸入抗原に対して陽性を示す患者さんに
ぜんそくの治療薬として開発されたはじめての抗体製剤・皮下注射薬「ゾレア」を使用しています。 |
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喘息治療薬として開発されたはじめての抗体製剤・皮下注射薬「ゾレア」は、IgEが関与するアレルギー性喘息に効果があります。 |
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IgEは人間の体内にあるもので、アレルギー抗体とも呼ばれるものです。
アレルギーを起こす抗原との接触を繰り返すうちに体内に蓄積され、量が一定ラインを超えるとアレルギーを発症します。
具体的には、そのアレルゲンが再び体内に侵入したときにIgE抗体がこれをキャッチして肥満細胞に伝え、ヒスタミンなどが放出され、
これらが過剰に血管や神経を刺激することでアレルギー症状が出ます。
この抗体制剤「皮下注射薬」はある特定の物質に特異的に結合する性質を持っています。
その性質を利用して、病気の原因となる物質にのみ結合する抗体を人工的に作り出すことにより、その働きを抑えて効率よく効果を
発揮する皮下注射薬です。 |
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■抗体製剤・皮下注射薬「ゾレア」は次のような患者さんに使用します。
アレルギーの有無を確認したり、血液中のIgEの量を検査して、その値がある程度高い患者さまに使用します。
●具体的には
・高用量の吸入ステロイド薬など複数の治療薬を使用しても、喘息症状がみられるなどコントロールが十分にえられない。
・血液中のIgE値が30IU/mL以上700IU/mL以下である。
・体重が30〜150Kgである。
・アレルギー抗原(ハウスダスト、ダニなど)に対して陽性反応を示す。
・妊娠中、授乳中の方は、必ず、ご相談ください。 |
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■投与について
投与量と投与間隔は、血液中のIgEの量と体重によって決まります。投与前には、必ず、血液検査と体重測定を行っていただきます。
投与は通常、1回75mg〜375mgを2週間、または4週間ごとに皮下に注射をします。
なお、これまで使用していた吸入ステロイド薬や他の喘息治療薬はこれまで通り、吸入・服用ください。
・稀に過敏症反応や呼吸困難、たちくらみ、めまい、疲労などが起こる場合があります。 |
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●喘息治療薬・抗体制剤の皮下注射治療については、呼吸器専門医の大鹿内科にご相談ください。 |
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